授業記録3(N)2009年1月20日(火)前半
15:20 今日の予定と連絡事項
① 要約15分 ②教材費の徴収 ③宿題要約フィードバック
④ 論点2 接続表現(順接・逆接・補足)
※休講の代講はオフィスアワーで行う。日程の希望を取る。
15:25 今回の要約文の配布、要約開始
この時間で前回の要約文を返却
15:41 教材費の徴収、オフィスアワーの希望時間記入
15:43 前回の要約文の解説
<板書した要約例>
① 成人の日の12日、全国各地で平成生まれの初めての昭和生まれの最後の成人式が開かれた。
・新聞記事では第1段落が重要
・初めvs初めて 「初め」は「終わり」に対応
・〜一方、〜成人式に。(「なった」が省略されている)
② 東京都江東区では約3700人を対象に式典を開催し、新成人たちは自分の将来について発言した。
・「式典を開催し」vs「式典が開催され」
どうして「〜が〜され」と変えたのか、学習者の意見を聞いてみる。
事柄中心の書き方にしなくても無人称他動詞の使い方があることを確認。
「東京都江東区では」は場所を表すのと同時に主体をも表している。
・ (1)新成人から「 」や「 」などの声が聞かれた。(×聞こえた)
(2)新成人が大人になる感想を述べた/述べていた。
(3)新成人は〜など(と)意気込んだ/意気込んでいた。
(3)’〜など(の)___を述べた。
⇒「抱負を語る」という言葉を紹介
③ 総務省の推計によると、88年生まれの新成人は133万人となり、人数も総人口に占める割合も過去最少となった。
※まとめ方としては、1〜3段落の各段落から1文ずつ抜き出す方法と、1段落と3段落から抜き出して2段落を省略する方法とが考えられる。
16:00 宿題・ミニレポートのフィードバック(プリント)
・良く書けていた例を紹介、個々へのフィードバックはオフィスアワーで行う。
・一般論を言うときにはル形を使う。(タ形を使うと過去の出来事に)
・「のだ」を使うのであれば、段落の途中よりも最後にもっていく方が良い。
・「タンス預金」など主観的で重要な情報でないものは省く。
・「〜る始末である」は主観的過ぎるため、「〜てしまう」に書き換える。
問題点のマイナスの評価が明らかであれば、「てしまう」も使用可能