「日本語作文Ｃ」12/3/07

• 授業初日。前にウェブ上で見ていた人数より多く学生が座っていて、急遽配布プリントのコピーに走った。
• 授業概要の説明。毎回宿題提出があること、日本語力のかなりある学生にとっては「人生の時間の無駄遣い」にならないように他の上級向けの授業を紹介する。（難易度というより宿題などをこなす量を考えると簡単に単位が取れる科目ではないということを注意した。）
• 今学期は要約文作成練習を通して書く技能を伸ばすことを目標としている。シラバスには毎回学習する内容と活動を明記して、予定どおりに進めることにしている。先学期は学生の様子を見ながら内容を考えていったが、結果的には場当たり的な自転車操業になってしまった。それより学習目標を定めて内容の難易度で対応していったほうがよいと判断したためだ。
• 今日は、レポート・論文の文体・表現、要約と引用の違いの説明をする。
• 宿題はプリント教材の残りの問題と講演記録の文章の要約。
• 今学期は「大福帳」というコミュニケーションカードを毎回書いてもらって授業終了時に出してもらうことにした。２学期から続けてとる学生は、前より難しくなったようだとの感想が目立った。
• 参考：向後千春「大福帳は授業の何を変えたか」http://kogolab.jp/cgi/joyful/img/118.pdf