「アカデミック作文」10/23/06
- 2週分の宿題の返却。定義・分類の作文と比較・対照の作文。宿題のフィードバックは、受講者からの質問を中心に解説する。形式名詞「もの」「こと」など漢字を用いない場合、文末表現の「ことが分かる・分かった」「〜と言える」「〜と考えられる」「〜と考える」「〜と思われる」「〜のではないか・のではなかろうか・のではないだろうか」の区別など。
- 「考えられる」の主体は何かについて質問があった。「考えられる」の主体は2通りある。個人の意見なら「私」になる。一方、一般論なら「みな」、すなわり「こう考えていけば必ずこう考えられる」といういわゆる「私のない文」になる。もし自分の意見であることを明確にしたければ、「考える」を用いるとよいと説明しておく。
- 宿題は因果関係の表現を用いた作文。今日は文型の説明のみしたので、来週宿題の返却とともに因果関係の文章についても説明する予定。